現在も日本一の足袋生産地として、日本遺産に登録されている行田市ですが、この足袋産業を陰で支えていた産業を調べると、埼玉地区にも数多くあることがわかりました。
まずは、以前も紹介した綿花栽培です。足袋の布地となる綿花が、当時、この埼玉の地でも広く栽培されていました。続いて、畳屋や奈良漬け屋があります。どんな関係があるのか少し不思議にも思われますが、足袋屋にとって、足袋を試着するための畳敷きは、店舗の看板ともなるそうです。ですから、毎年、畳替えの注文が殺到していたそうです。
また、足袋の販路が地方都市にまで拡大する中で、行田の名産として知られる奈良漬けが、顧客へのお歳暮として欠かせないものだったそうです。
毎年、2年生の町たんけんでお世話になっている畳屋さんや奈良漬け屋さんが、行田の足袋産業を支えていたことを子供たちにも伝えていきたいと感じました。