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R7.7.30_埼玉小の歴史⑬(高橋家の芭蕉句碑)

 先日、埼玉小で「河内木綿」を栽培する話がもち込まれました。この取組は、野地区の高橋家にある「芭蕉句碑」が、行田市の日本遺産ストーリー「和装文化の足元を支え続ける足袋蔵のまち行田」の構成資産に選定されており、木綿栽培を通して、子供たちに伝統文化を大切にしようとする心情を育むことをねらいとしています。
 この芭蕉句碑は、元は正覚寺に建てられていたものを、後に高橋家が譲り受け移設したものです。句碑には、「名月の花かと見えて綿ばたけ」の句が刻まれており、句碑が建立された明治 9 年(1866)頃には、この地域で足袋の布地の原料となる綿の生産が盛んであったことがわかります。
 早速、花壇を整備し、子供たちと一緒に綿の種を蒔きました。どのような綿が採れるのか楽しみです。

『市公式HPから転載「高橋家の芭蕉句碑」 ↓ (行田市野795)』

【0日目】
 一晩、ぬるま湯に種を浸してから、種を蒔きました。説明書きの看板を立てました。

 

【2日目】
 発芽は、5~10日目と言われていますが、2日目で発芽しました。気温が高いからでしょうか?

 

【7日目】
 種を蒔いた場所のほとんどから発芽しました。発芽率は90%くらいでしょうか?

 

【11日目】
 本葉が出始めたところですが、週末の台風に備えて、風避けハウスの骨組みをしました。

【17日目】
 20cm位にまで生長しました。久しぶりの雨に青葉が生き生きとしています。

【28日目】
 丈は50cm、葉の数も20枚位にまで増えました。毛虫と強風の被害にも耐えながら、元気に生長しています。

 

【36日目】
 丈は80cm以上となり、葉に包まれた花の蕾も見つかりました。どんな花が咲くのでしょうか?

【40日目】

 綺麗な黄色い花が咲き始めました。少しオクラの花にも似ています。

【43日目】

 丈が高くなりすぎると、花の生長が悪くなるそうなので、先端を切る作業(摘心)をしました。

【53日目】

綿の花は咲いてもわずか1日でしおれてしまいますが、次々と黄色や薄ピンクの花が咲いています。

【65日目】

綿の花が咲き終わった後、桃のような果実が膨らんできました。中身が気になります。

【84日目】

首を長くして待っていましたが、3連休明けに弾けた綿の実を2つ発見しました。

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