R7.8.27_埼玉小の歴史㉔(古代蓮の池)
校舎の南側、理科室前のスペースには、「古代蓮の池」が設置されています。古代蓮の名前の通り、そこに植えられているのは、古代蓮の里に由来する「行田蓮」です。行田蓮は、1971年に行田市小針で公共施設の建設工事中に偶然掘り出された蓮の実が、1973年に自然発芽して開花したことで発見されました。この種子は1400年から3000年前のものであると推定され、原始的な形態を持つことから「行田蓮(古代蓮)」と名付けられ、行田市の天然記念物に指定されています。
埼玉小の蓮池は、地域の方にメダカや金魚、水草などをわけていただきながら、大切に維持されています。今回、夏の除草作業に合わせて、たくさんの蓮の実が収穫できたので、これらの蓮の実も大切に受け継いでいきたいと思います。