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R6.8.27_埼玉小の歴史⑫(金栗四三)

 オリンピックの余韻がまだ残っていますが、日本人初のオリンピック選手として、明治45年(1912)のストックホルム大会に出場したマラソン選手に「金栗四三」がいます。彼は、2021年東京オリンピックの開催前、NHK大河ドラマの主人公にも取り上げられていました。「日本マラソンの父」とも言われた「箱根駅伝」の創始者の一人です。
 そして、何と、この金栗氏が、大正8年(1919年)11月15日、埼玉小の校庭で開催された運動会(マラソン競走)に審判員として招待されていました。運動会が無事終わり、その帰途の列車の中で、金栗氏は「箱根駅伝」の構想を初めて同乗者に話したそうです。その3ヶ月後(大正9年2月14日)、第1回の箱根駅伝大会が「四大校駅伝競争」の名称でスタートしています。これからは、新春の箱根駅伝を観るたびに、埼玉小学校での運動会が発端となっていたことを思い出しそうです。

参照:「箱根駅伝公式HP(どうして箱根駅伝は始まったのか?)

【 ↓ 今年の「埼玉小運動会」】