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R6.8.6_埼玉小の歴史⑥(古墳)
校歌にも「 ♩二子 丸墓 歴史を語る ♪ 」とあるように、埼玉地区には、たくさんの古墳が残されています。ですが、数ある古墳の中から、なぜ、二子山古墳や丸墓山古墳なのでしょうか。国宝の金錯名鉄剣が出土した稲荷山古墳、横穴式石室が発掘され、内部に展示室もある将軍山古墳など、登ったり入ったりできるこれらの古墳の方が子供たちに馴染みがありそうです。
実は、校歌が創作された昭和34年当時は、まだ発掘が進んでいませんでした。ですから、旧武蔵国で最大の前方後円墳である二子山古墳が、埼玉古墳群の象徴だったのかもしれません。また、今後、二子山古墳の発掘が進めば、歴史的な大発見があるかもしれません。石田三成の忍城水攻めで有名な丸墓山と合わせて、校歌を聴くたびに、古代から戦国の歴史を感じます。
『 ↓「春の丸墓山古墳」(さきたま古墳公園内)』